梅・桜の季節以外で大阪城を訪れるのはめったにないことです。
快晴でたいへん気持ちのいい日でした。何かの花と絡めて天守閣を撮りたいと思っていたのですが、適当な場所に花が咲いていなくて希望は叶いませんでした。
また、天守閣内の武具などの展示物を撮りたかったのですが、残念ながら一部は撮影禁止でした。
5階までエレベーターで昇った後、8階の展望所まで階段で上ります。
その後、各階の展示物などを見ながら階段を降りて行きます。
実は、子どものころ自転車で30分ほどで大阪城へ来られるところに住んでいたので、遊ぶところが思いつかなかった時など、友だちとよくここへ来て遊んだものです。その頃はエレベーターはありませんでしたが、子どもの身軽さで階段上りも苦になりませんでした。今ではエレベーターがなければせいぜい3階止まりで引き返していたことでしょう。
AF50mm/F1.7
平凡な構図ですが、白い雲と小さく写っている飛行機がアクセントをつけてくれました。

キンキラキンの天守閣をアップで撮ってみました。天守閣最上階では、風が強かったです。
HS APO TELE200mm/F2.8G

上に同じく天守閣のアップです。
HS APO TELE200mm/F2.8G

天守閣の全景です。
AF17-35/F2.8-4(D)

この大砲は1863年幕府によって作られ天保山砲台に据え付けられていたものを、明治維新後大坂城内に移されたものです。明治3年から時刻を知らせる号砲として日に3度、明治7年からは正午のみ空砲が大阪市内にとどろきわたり、「お城のドン」「お午のドン」として親しまれましたが、火薬の節約その他の理由により大正12~13年に廃止されました。 「案内板より引用」
AF50mm/F1.7

天守閣最上階より西の方角を展望。写真下部の庭園は「西の丸庭園」
AF50mm/F1.7

同じく最上階より北の方角の展望。クリスタルタワー他高層ビル群が見られます。
AF50mm/F1.7

できが悪かったのでブログにアップしないでほってあったのですが、海遊館の写真をアップしたついでに、何とか見れるものだけを数枚アップしようと思いました。
すべて AF24-105mm/F3.5-4.5
入り口を入ってすぐの大水槽です。かなりの数のサメや海がめなど大型の魚が泳いでいます。

サメはものすごいスピードで泳ぎ回るので撮るのは非常に難しかったです。

「海のギャング」と呼ばれダイバーたちから恐れられているウツボです。私には魚の顔ってみんな同じように見えるんですが、こいつとサメだけは、みるからに凶暴そうな顔つきに見えます。でも、実際は臆病な魚で自分の方から襲うことはめったにないそうですよ。それに非常に美味だそうです。私はもちろんまだ食べたことはありませんが。茶褐色のまだら模様なんですが、私が水族館に入ってすぐにナイトなんとかで照明がいっせいにブルーに切り替わったためこんな風に写っちゃいました。でも、これはこれでけっこうおもしろい写真になったかも。

これ、何だと思います?実は、アナゴなんですよ。狭いところでおしくらまんじゅうのような生活をしている姿はとてもユーモラスです。人間でいえば、4畳半一間に10人で生活するようなもんでしょうか。自然界では、昼間岩穴や砂にもぐっていて夜活動する夜行性の魚だそうです。

ミノカサゴです。本当は熱帯魚のようにきれいな色をしているのですが、ブルーの照明でこうなりました。

入り口はすんなり入れたのですが、中は人がいっぱい。
写真を撮るために最前列に行くのも、撮り終えて下がるのも一苦労。
なんのことはない、ラッシュアワーの通勤電車ジャン。
やはり、人気スポットは平日に限るようです。
それにしても水族館の写真は難しい。
とにかく暗いのがつらいです。それを見越して持っている最も明るいレンズ AF50mm/F1.7を持って行ったのですがそれでも露出は難しく、魚ってじっとしていてくれないのでシャッター速度をかせぐためにISOを上げるとノイズが増える。ピント合わせも容易じゃありません。
それに熱帯魚以外あんまり鮮やかな色をしたのは少なく、撮れた写真を見るとどれも地味なのばっか。
おまけに今日はラッシュアワー状態だったので、レンズ交換が思うようにできずに50mm1本で撮る羽目に。
アップで撮るためのレンズ持って行ったのに・・・・(泣)。
1
タカアシガニです。青いのは餌の魚の切り身です。こんな大きな魚をハサミで切り取って食べるんですね。はさまれたら痛そー。
AF50mm/F1.7

2
ギョロリ。サメに睨まれるとちょっとビビリます。ウーム、これがサメハダってやつか。
AF50mm/F1.7

3
エイも負けじと睨んできます。ニラメッコなら負けねーぞ。かかってきやがれ!
上のサメには負けたけど・・・。
AF50mm/F1.7

4
海遊館のトップスター、ジンベエザメくんの雄姿です。さすがに貫禄があります。
AF50mm/F1.7

5
ジンベエザメが餌を食べているところ。餌のオキアミを大きな口を開けて豪快にガバッと水ごと飲み込み、濾してから水だけ吐き出します。その時ブクブク泡立ちます。その瞬間の写真です。
AF50mm/F1.7

6
あまり色気がないので、ここらでちょっと色物に登場していただきます。名前はわかりませんが色鮮やかでしょう。(誰だ?サシミにしたらうまそうなんて言ってるのは!)
AF50mm/F1.7

7
人気者のラッコが飼育係のおねえさんから餌をもらっているところ。
ここはアップで撮りたかった・・・
AF50mm/F1.7

8
テレビなんかでよくお目にかかるポーズですね。
AF50mm/F1.7

9
いろんな種類のクラゲが飼育されていましたが、クラゲってどれを見ても好きになれん。
子どものころ海でクラゲに刺されて以来の天敵でーす。
AF50mm/F1.7

外国からのお客さんも結構目につきました。
AF28-70mm/F2.8G

入り口前の広場では、大道芸人さんたちが、上手に笑わせながら次々に達者な芸を披露していました。この方はパントマイムで大いにわかせていましたが、この方の前に登場した芸人さんは外国人のジャグラーで、達者な日本語でめっちゃ笑わせてくれました。(そういえば、中で魚を撮っている時間よりも大道芸を見ている時間の方が長かったような・・・)
HS APO 200mm/F2.8G

外国人のお嬢さんたちも楽しそう。
HS APO 200mm/F2.8G

あと数点ここにUPしきれなかった画像をフォトアルバムに載せていますので、よろしければご覧ください。
lucky562のフォトアルバム
昨日、大阪の天王寺動物園に行きました。出かけるときは晴れていたのですが、動物園に着くと雨。その後、動物園を出るまで止むことはありませんでした。自分では結構晴れ男だと自負していたのですが、先日の明日香村といい、昨日の動物園といい今や晴れ男返上の危機に瀕しています。幸い土砂降りではなかったのですが、小雨とはいえカメラやレンズを濡らしてまでバシャバシャ撮る勇気はなく満足のいく写真は撮れなかったです。←(いい写真が撮れなかったことへの言い訳)
ちょっとした雨ぐらいなら平気で持ち出せるカメラやレンズがリーズナブルな価格で手に入るようになれば、写真ライフももっと広がって楽しくなるでしょうね。
6月14日に神戸の王子動物園での写真がありますので、よろしければそちらもご覧ください。
すべて Tamlon 200-500 F5-6.3
1

2

3
露出をミスってどアンダーに。RAWだったらまだもう少しましな写真に仕上げることもできたかもしれませんが、JPEG撮りだったのでフォトショでがんばりましたが私の腕ではこれが精一杯です。

4

AF50mm F1.7

「そうだよ。あんたのことだよ。気ィつけな。」
AF28-70 F2.8G

「ゴラァッ ぐうたら亭主、さっさと起きて働け!」
TAMLON200-500 F5-6.3

「カアチャンごめん。もうちょっと寝かせて。」
TAMLON200-500 F5-6.3

「虎視眈々とアシカの餌を狙っているんだよ~ん。いや鳥視眈々か?まぁどっちでもいいやね。」
AF28-70 F2.8G

「あんたどこの生まれ?」
「ペンギン(北京)、なんちゃって」
「くだらねェ」
TAMLON200-500 F5-6.3

「見ちゃイヤン。だって、おトイレ作ってくれないんだもん」
AF28-70 F2.8G

失礼しました。
明日香村は、高松塚古墳・石舞台(蘇我馬子の墓といわれる)などの古墳群や亀石・鬼の雪隠などおもしろい名をつけられた古代遺跡、飛鳥寺や岡寺などの由緒ある寺院などとても半日では回りきれないほどの見所が多いところです。本当は棚田がきれいな石舞台の先の稲淵辺りへ行きたかったのですが、スタミナ切れで残念ながら今回は行けませんでした。駅前にレンタサイクルの店があって自転車を借りたのですが、アップダウンの多いこの辺りを自転車で走り回るのはロートルの私にとってはちょっときつかったです。バイクのレンタルもあればいいのに。
PS. 明日香村では、9月17日より11月30日まで「かめバス」というのが運行されて「近鉄橿原神宮前駅から近鉄飛鳥駅の間をぐるりと一周、 明日香村の有名な観光スポットへご案内しています。」ということです。残念ながら私が行った日は、運行される1日前でした。「かめバス」が17日からの運行であることは、事前のリサーチでわかっていたんですが明日香村の地図を見て稲淵ぐらいなら自転車で行けるだろうと思ったのが甘かった。自分の体力のリサーチができていなかったということです。
かめバス
駅を降りたときは、空一面真っ黒な雨雲に覆われていて今にも雨が降り出しそうな天気で、どうなることかと心配しました。向こうに見えるのは飛鳥寺です。
AF17-35mm/F2.8-4(D)

なんとか雨に降られずに済み、1時間ほどすると、ところどころに青空が見えるほどに天気は回復しました。畦道に沿って彼岸花が咲いていました。
AF17-35mm/F2.8-4(D)

彼岸花が一番のお目当てだったのですが、盛りまでにはもう少しというところです。
彼岸花は別名曼珠沙華( まんじゅしゃげ)ともいいますね。高校時代、曼珠沙華というあだなの先生がいました。昔昔、「赤い花なら曼珠沙華~」という歌があり、その先生の鼻(花)はいつも少し赤かったんです。だからあだなが曼珠沙華。その他、始業の鐘がなると職員室から一番に教室にすっ飛んでくる先生のあだなはファイアーマン(消防士)など。「おーい山田くん、座布団一枚」
AF100mmマクロ

コスモスはもう準備OKのようです。お恥かしい、ピンボケですね。マクロってピント合わせるのほんと難しい。少しでも風があるともうお手上げです。
AF100mmマクロ

農家の庭先に色とりどりの花が咲いていて、チョウが盛んに舞っていました。
AF100mmマクロ

ファインダーでチョウを追いかけていたとき、ふと眼に入ったこの昆虫、ハチにしてはちょっと肥満気味だし今まで見たことのない虫で、ひょっとしたらハチドリではないかと思いドキドキしながら撮りました。帰宅後調べてみるとハチドリとよく似た昆虫で蛾の仲間のヒメクロホウジャクという昆虫のようです。残念、ハチドリだったらみんなに自慢できたのになぁ。一度この眼でハチドリを見てみたい。
AF100mmマクロ

あと数点フォトアルバムに載せていますので、よろしければご覧ください。
lucky562のフォトアルバム
風見鶏の館前。写真を撮っている自分の影が入ってしまいました。うかつにも現像するまでぜんぜん気がつきませんでした。
AF28-70mm/F2.8G

風見鶏の館。公開されている異人館は10館ほどあるのですが、ここが一番人気です。
窓に人が写っていますが観光客の方です。心霊写真ではありません(笑)。
AF28-70mm/F2.8G

風見鶏の館の部屋の1つです。ここは、ドイツ人貿易商のトーマス氏が自邸として建てたものだそうです。さすがに、各部屋に置いてある年代物の家具調度類は立派でした。いくらぐらいするんだろうってすぐお金のことを考えてしまうのは貧乏人の証ですね(笑)
AF24mm/F2.8new

風見鶏の館の一室に飾ってあった人形たち。どういう素性の人形なのかわかりませんが希望すれば買えるようなことが書いてありました。
AF24mm/F2.8new

萌黄の館前にあったサクソフォンを吹く男の銅像。他にも一番上の写真の銅像(これもサックス)やフルートを吹く少女と犬の像などがありました。絞りをあけてごちゃごちゃした後ろの背景をもっとぼかすべきだったかな。
AF28-70mm/F2.8G

さすが神戸、おしゃれな店構えのお店が多いです。これは、イタリアレストランです。
AF28-70mm/F2.8G

いろいろなビルの壁画を見ましたが、これはちょっと新鮮でした。
AF28-70mm/F2.8G

AF 28-85mm /F3.5-4.5 と AF 70-210mm /F3.5-4.5 です。
それまで、キヤノンのMF一眼を何台か乗り継いできたのですが、視力の衰えが進みMFがだんだんつらくなったので、そのころAFでフィーバー(死語?)していたミノルタ機に乗り換えました。キヤノン機は何本かのレンズとともに知り合いに譲りました。高価な高級レンズを買う金もなかったので(今もない 泣)、比較的安価に手に入った(いくらで買ったか覚えていませんが)ズーム2本でいろいろ撮りました。この2本で28mm-210mmまでカバーできるので、たいていの被写体には間に合いました。その後、ボディも何台か乗り換え、レンズもそこそこ買い増して今日に至っています。もう何年もこの2本のレンズは使っておらず、お蔵入りになっていたのですが、たまに風通しをしてやろうと思い立ったのと、古いレンズがα-デジでどのくらい使えるのかどうか見てみようと思って持ち出しました。結果は、今標準レンズとしてよく使うAF 24-105mm F3.5-4.5Dと比べるとAFスピードが少し遅いのと多少眠い感じの描写ですが、α-デジでも十分使えると思いました。古すぎて中古でもほどんど見かけませんし、値が付いても数千円ぐらいだと思いますが、この安いレンズでこれぐらい写ってくれるなら十分です。それにこんなレンズでもα-デジだとAS(手ぶれ補正)がバッチリ利くのがうれしいです。ただ、古いレンズなのでフォーカスリングの幅が極細のため、フィルター装着時などDMFなどする気にらないので、やはりまた防湿庫の奥で眠ってもらうことになりそうです。
以下は、AF 28-85mm /F3.5-4.5とこれで撮った画像です。このレンズマクロ切り替えスイッチが付いていて、かなりアップで撮れるので便利です。

焦点距離28mm
遠景の描写があまりスッキリしませんが、この日この近辺は、晴れてはいたのですが少しモヤがかかったような感じで、肉眼でも遠景はかすんだような状況だったのでこんなもんかなと。

焦点距離30mm
半逆光状態での写真ですが、この画像に関してはフレアーも出ていないようです。
今回UPした作例の中では、私的にはこの写真が一番のお気に入りです。

焦点距離45mm
解像度もなかなかいいんじゃないでしょうか。

焦点距離60mm
ミノルタの古いレンズは、安いものでも手を抜かずにきっちりと作られていると聞いたことがありますが、ほんとうにそう思います。

焦点距離85mm

以下は、AF 70-210mm /F3.5-4.5とこれで撮った画像です。

焦点距離70mm

焦点距離140mm

焦点距離210mm

焦点距離210mm

あと数点フォトアルバムに画像を置いていますので、よろしければどうぞご覧ください。
lucky562のフォトアルバム
山里ではどのくらい秋の気配が感じられるのか楽しみだったのですが、結果は、あと一歩というところです。都市に住んでいると、こういう風景を見るとなぜかほっとするんですよね。でも、じゃあ住んでみたらと言われてもご遠慮申し上げますが・・・。
すべて AF 28-70mm F2.8G
田んぼの緑が美しく、眼にしみるようでした。

見えにくいかもしれないですが、田んぼの上をトンボが何匹か飛んでいるのが写っています。
今まで何度か飛翔中のトンボを狙いましたが全てピンボケ。フィルムで撮っていたらとっくに破産だよ。

稲穂も順調に実をつけているようです。一面黄金色に輝く日も近いのでしょうね。

山の稜線辺りを見るとまだ夏雲が出ているようです。でも、この2,3日我が家の近くではうろこ雲が見られ、秋の空を感じさせてくれました。

秋の花、コスモスが畦道に2,3輪咲いていました。これから、各地でたくさん見られることでしょう。マクロをもってくればよかった・・・。
