櫛まつり (1)
2007年 09月 26日
櫛祭りは、昭和36年に京都の美容文化クラブの人たちによって安井金比羅宮に櫛塚が建立さ
れ、そこで古くなったり傷んでしまった櫛やかんざしに、感謝をこめて供養するお祭りです。
櫛やかんざしに縁の深い花街の方々や美容室関係の方々が大勢集まります。
当然カメラマンも群がります(笑)
このおまつりは毎年9月の第4月曜日に行われます。
櫛(クシ)に因んで9月の第4、月曜日は美容室の多くが休みの日だからだそうです。
櫛塚での供養と同時に古墳時代から大正時代、現代の舞妓さんまでの髪型と衣装をまとった女性達が都大路を練り歩く時代行列も見られ「女の時代祭り」「髪型の時代絵巻」とも呼ばれているそうです。
この行列のモデルさんの髪型はすべて自毛で結い上げたもので着物や化粧もその時代のもの
だそうです。
私は境内では主に髪型やお顔のアップを撮り、衣装などの全身は時代行列で撮るつもりでした。
そして時代行列のコースから考えて進行の後半に当たる「花見小路」の「一力亭」前か、「建仁寺」前あたりをバックに撮るのがいいだろうと考えていました。
それで、行列が出発してからも神社やその周辺のスナップをノンビリ撮ったあと「一力亭」へ向かいました。
ところが運悪く雨が降り出してなかなか止まず、とうとう行列は途中で中止になってしまいました。
というわけで、衣装を含めた全身のカットは一枚も撮れずに終わってしまいました(涙)
使用機材はいつもの α-7D + バリオゾナー16-80/3.5-4.5
α-SD + 80-200/2.8G
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控え室から神事が行われる式場へ向かう舞妓さんたち

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櫛塚の前で供養の神事が行われます。

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櫛塚です。

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かなり古い時代の髪型衣装のモデルさんたちですね。

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よく似ているけれど微妙に違う髪形なんですね。

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この髪型も自毛で結ったものとはちょっと驚きです。

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歌舞伎などでよく見る髪形でしょうか。

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神事が終わって時代行列に出かけるところです。

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このモデルさんの写真を一番多く撮りました。
理由はお分かりですよね(笑)

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時代行列に出かける前に髪形を整えてもらっているところです。
この日の日中はかなり暑く、モデルさんたちは大変だったでしょうね。

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この方は行列に参加されるモデルさんではなく祭りの世話役さんのようでしたがとてもきれいな
方でした。

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襟足、これは押さえておかなければいけないツボですよね(笑)

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横顔がいいです(もちろん前からもいいですが)(笑)
背景がもう少しすっきりしたところだったらよかったのに。

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舞妓さんの勢ぞろいは大サービスですね。
当然のように多くののカメラマンたちが群がっていました。


