大阪レトロ
2006年 02月 04日
昭和12年に建てられ、平成10年に銭湯としては全国で初めて国の登録有形文化財に指定された銭湯です。
終戦直後までは1階が銭湯、2階はダンスホールとして使われ、昭和20~30年代は2階にビアホールや大衆酒場があって周辺住民の憩いの場になっていたそうです。
今でも銭湯として営業は続いています。
屋根には一対の鯱鉾があり、その下部には何と「自由の女神」像があります。
しかも、「自由の女神」像は左右対称に2体、左側の女神さんは左手を掲げています。
銭湯になぜ「自由の女神」かというと「ニューヨーク」と「入浴」のシャレで2体にしたんだそうです(笑)
おまけにちょっと小さくて分かりにくいのですが、女神が掲げているのはトーチならぬ温泉マークなんです(爆)
さすが大阪人の発想ですね。
以前は女神像の間に右から左に向けて「源ヶ橋温泉」と書かれた看板があったそうですが、今は無くなっているのが残念です。
女神像横のステンドガラスの丸窓も当時はモダンな感じだったんでしょうね。
玄関脇にはかつて源ヶ橋の欄干部に実際に使われていた石柱が門柱として使われています。
私が行った時はまだ営業開始(15時~1時)時間になってなかったので、ノレンが掛かっていなかったのがちょっと残念でした。
ちゃんと下調べをしてからいくべきでした(反省)。
AF17-35/F2.8-4
17mm域で撮りましたが樽型の歪曲がかなり見られます。
パーステクティブはそんなに気にならないのですが、直線が歪むのはちょっとがまんならないです。
そして、逆光だったので、フレアーが出てますね。
他にも何枚か撮りましたが派手にゴーストも出ていました。
このレンズ、逆光にもあんまり強くないようです。
今回は、写真としてはまったくダメでした。
逆光のせいかひどく眠い写真になってしまっていたので、レタッチしたんですがひどい画像になってしまいました(汗)

自由の女神像。
望遠持っていってなかったのでトリミングです(手抜きしてごめんなさい)

昔は源ケ橋の欄干にとりつけてあったものだそうです。


