RX10試写(1)
2014年 03月 30日

昨年11月の発売以来気になっていたSONYのRX10を入手しました。
増税直前の駆け込み購入です(笑)
ここ1年半は、ほとんどの写真をRX100で撮ってきました。
RX100は本当に良いカメラで、小さなボディなのにきわめて画質が良い点がお気に入りです。
上着やズボンのポケットに入るので、どこへ行くにも持ち出していました。
でも、そんなお気に入りのRX100でも、いくつかの不満点がありました。
液晶が固定であること(M2で可動式になりましたが)。
フィルターねじが切られてないので各種フィルターが付けられないこと。特にNDフィルターが内蔵されず外付けもできないため、絞り解放やスローシャッターの写真が思ったように撮れない(M2オプションで解決しました)。
グリップがないのですべりやすい(これもM2オプションで解決)。
また、ボディサイズの制約から仕方のないことですが、換算28-100mmのズーム域では特に望遠側が200mmまで欲しいなぁと思うことがしばしばありました。
RX10はこれらRX100での不満点を全て解消してくれました(さすがにボディは大きく重くなりましたが)。
このカメラの最大の売りは、ズーム全域F2.8通しのカールツァイス・バリオゾナーT* 24-200mmのレンズが付いていることでしょうか。
体力的に大きく重いカメラとレンズが苦痛になって以来、出来るだけ小さく軽いカメラとレンズを使いたいと思ってきました。
また、生来の無精者ゆえレンズ交換が邪魔くさくて、単焦点レンズはあまり買わず、今までズームレンズばかりに頼ってきました。
でも単焦点並みとは言わなくとも、そこそこ写りの良いズームレンズが欲しいという虫のいい希望も・・・・
RX10は、そんな私にぴったりのカメラ&レンズだと思います。
資金は、今後おそらく出番がほとんど無いであろうと思われるAマウントのカメラとレンズを処分して調達しました。
ただ、花撮りには欠かせないSTFや100マクロ、数本あるF2.8通しのズームレンズなどは、まだ未練がましく温存しています(笑)
これらもいずれは処分することになると思いますが・・・
RX10と同時に発売された小さく軽いフルサイズミラーレスのα-7にはちょっと心を動かされました。
価格的にも本体だけならRX10とあまり変わりません。
Aマウントレンズ用に手ブレ補正付きのマウントアダプターが発売されていたらα-7にいったかもしれません。
APS-CのNEXをどうするかは、思う所があるので、またいずれ書かせていただきたいと思っています。
ともあれ、今後はRX10+RX100中心で運用するつもりです。
お散歩写真やカフェなどの室内ではRX100で、ここ一番というときにはRX10でと考えています。
散歩がてら桜を中心に試写してきました。
まだこのカメラの扱い方がよく分かってないのでとまどうことが多かったです。
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阪急電車と桜のコラボを撮ろうと思ったのですが、なかなかいい場所が見つかりませんでした。

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梅につづいて桜もメジロとのコラボが撮れたのはラッキーでした。
AFフレームが大中小の3段階から選べるので、小にすると花の中の小さなメジロもうまくAFできました。
今までは、鳥の前の花などにピントがいってしまうのでAFでは難しかったのでこれはうれしいです。

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マクロモードにしなくても、ワーキングディスタンスが広角端で3cm望遠端で30cmなので接写にも強いです。
望遠マクロ的な使い方ができますね。

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