990円の戦艦大和
2013年 07月 13日
990円の戦艦大和です(笑)
でも、一応ダイキャストボディでずっしりと重く、かなりお買い得です。
昭和12年に呉海軍工廠において起工、昭和16年に竣工した大和は、全長263m、総排水量 72000t、15万馬力、
最高速度27ノットで当時世界に誇る最新鋭の戦艦でした。
しかし、華々しい戦果もそれほど挙げることの無いうちに戦況悪化により昭和20年4月沖縄への特攻出撃を命ぜられ、約2500名の兵員らと共に鹿児島県坊ノ岬沖90海里の海中に沈んでしまった悲劇の戦艦でした。
私はもちろん戦争を容認する者ではありませんが、大和や零戦を造ることのできた日本人の頭脳や技術力の高さは
大いに誇れるところであり、だからこそ戦後の奇跡的な復興と繁栄を成し遂げることができたのではないでしょうか。
もちろん、その復興と繁栄は戦争で犠牲となられた多くの方々の上に成り立ったものであることを忘れてはなりませんね。
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戦艦大和に興味のある方は、こちらのサイトが詳しいです。
戦艦大和
私も一通り目を通しましたが、中でも元連合艦隊参謀海軍大佐小林儀作氏の手記「戦艦大和の沖縄突入作戦について」 の手記で、巷間では軍令部の命令で燃料を片道分しか積まずに出撃させた特攻と言われているが、実際には軍需部の方々の尽力で出撃した全艦船に往復の燃料が積まれていたとの証言に心を打たれました。