能勢妙見山
2005年 11月 23日
山登りといってもケーブルとリフトを使ってのインチキな山登りです(笑)
山頂には日蓮宗のお寺があり祭礼日は信者さんたちでたいへん賑わうそうです。
私は別に信徒ではありませんが、晩秋の山の様子を見てみたいと思って行きました。
山頂へはケーフルとリフトを乗り継いで行くのでわりと楽に行けるのですが(もちろん歩いて登ることもできます)、それでもそれぞれの乗り継ぎ場所まで各20~30分ほど歩かねばならないため合計で往復2時間ほど歩いたと思います。
健脚の人には全然もの足りない距離でしょうが足の弱っている私にはちょうどほどよいハイキングになりました。
天気もよく清々しい山の空気を思い切り吸ってきました。
レンズは全て17-35mm/F2.8-4です。
能勢電鉄の妙見口から黒川のケーブル乗り場まで30分ほど歩きましたが、途中、数は多くないのですが、ススキがきれいな場所がありました。

同じ場所で露光を切り詰めてススキをシルエット風にしてみました。
ススキって誰が撮っても絵になっちゃう不思議な植物ですね。

黒川からケーフル山上までこのケーブルで高低差230mを5分で登ります。
平日でお客さんもほとんどなく、定員い76名のところ私を含めて5人しかいなくて貸切状態でした。
「ときめき」とは意味深長な名前がついていますね。ちなみにもう一台の方は「ほほえみ」です。こちらはいたって平凡(笑)
もう何十年も「ときめき」はないですね。代わりに足が弱って「よろめき」はしょっちゅうです(爆)
最大傾斜23度です。分度器でみるとたいしたことないように思うんですが、実際に下から見上げるとまるで崖をよじ登るような感じです。
ケーブルに乗るたびに不思議に思うのですが、車体を引っ張っているケーブルがコマ(なんというのか知りませんが)のようなものから浮き上がらないのは何故なんでしょうか。

ケーブル山上にあったユーモラスな案内板。
ウーン、誰かに似ているような似ていないような・・・・

これは帰りのケーブル乗り場への案内板。
リフトを乗り継いでさらに上に行くにはは右の方へ行くことになります。

山肌の木々の色合いはもうやはり晩秋を感じさせるようです。

ケーブル山上駅からさらにリフトに乗り継いで山頂へ向かいます。
リフトは高低差88mを約10分で登ります。
やはりこちらもだれとも行き会うことなく山頂まで登りました。

リフトを降りてから本堂まで参道をさらに登って行きます。あくまで登りなんです(笑)

参道脇の休憩所。きれいな紅葉がみられたので思わずパチリと一枚。

鳥居をくぐったすぐの所に見事に紅葉したモミジがありました。
でも、もうモミジもそろそろお終いでしょうね。

ここは日蓮宗のお寺なのですが、神仏習合の名残りで鳥居が存在しています。
神仏習合、歴史で習ったような気がしないでもないわけでもない(笑)

一番高いところに信者の方の施設がありますが、星型に作られた不思議な建物でした。
ここの前は非常に見晴らしのよい展望台になっていますが望遠鏡にはカバーが掛けてありました。
